ロカです。
「人生の3大支出」という言葉はご存じでしょうか?
ちなみに私は知りませんでした(^^;)
何なのかというと、「教育」「住宅」「老後」にかかる費用のことだそうです。
この3つの他に大きく費用のかかるものがあります。
それは「車」「保険」です。
その中で、今回は保険について取り上げてみます。
保険は必要なの!?
日本人は保険が好きと言われるように、ほとんどの人が、生命保険や医療保険に加入していますよね。
ただ、その中で、保障の内容等を把握している人はどれだけいるでしょうか。
多くの場合は、保険会社にすすめられるがままに加入し、見直すことなく保険料を払い続けているのではないでしょうか。
日本人の平均年間保険料は、男性が28.6万円、女性が19.6万円で、1世帯あたり52.6万円です。
日本人は貯蓄より保険を優先する傾向が見られ、この金額を何十年にも渡り払い続けています。
トータルすると凄い金額になりますよね。
だからこそ、自分自身で保険について知り、その必要性を判断しなければならないのです。
医療保険について
日本では原則として、すべての国民が「国民健康保険」という公的医療保険に加入します。
この制度のおかげで、年齢や所得によって割合は異なるものの、最も高い場合でも医療費は3割の負担で済みます。
さらに「高額医療制度」という制度があります。
これは、年齢や収入により「自己負担限度額」が決められている制度です。
しかし、「入院時の差額ベッド代」「入院時の食事代の一部負担」「先進医療の技術料」「通院時の交通費」等は適用除外なので、全額負担です。
民間の医療保険がカバーするのは基本的に「入院」「手術」です。
上記のような国民健康保険制度が整っている日本において、現在の制度が続く限り入院や手術の費用は、私はそこまで心配する必要がないと思います。
ただ、個室を希望する場合等あるので、その金額を保険で賄えるようにするのは一つの手だと思います。
生命保険について
生命保険はどのような場合に必要でしょうか。
私は、「自分に万が一の事があった場合に残された家族が生活に困らないようにするためのもの」と考えています。
極端な話、金銭的に充分な余裕がある人は生命保険は必要ないでしょう。
ただ、多くの場合はそうではないと思います。
大黒柱を失った時、残された家族が生活していく上で必要な金額を算出する必要があります。(大黒柱に万が一の事があった場合、住宅ローンはなくなりますし、遺族年金も給付されるので、このような制度を理解し考慮する必要があります。)
年齢や家庭環境等それぞれに置かれている状況が異なるので、それぞれ必要な金額は異なります。
例えば20代の人と50代の人ではその後の必要金額は変わりますし、子供がいるかいないかでも大きく変わります。
多くの人は死亡時のリスクは備えますが、長生きのリスクはあまり考えないのではないでしょうか。
両方のリスクをバランスを取り、 ライフプランとセットで生命保険を考え、定期的に見直す必要があると思います。
まとめ
医療保険、生命保険が不要という考え方がインターネット上で飛び交っていますが、結局のところ「人それぞれ」なのです。あなたが保険に入らないことで人生が狂っても、保険不要という人は保障してくれません。
だからこそ、自身で正しい判断をしなければいけないのです。
「私は詳しくないから、保険屋さんに言われるがまま加入しています。」「なんとなくこれだけ保険金があればいいかな」等で加入するのも自己責任ですが、今一度見直す事をオススメします。
保険屋さんや企業に勤めるFPはお金のプロですが、顧客の味方ではありません。
会社に利益を上げさせるプロなのです。
その辺はしっかりと頭に入れておきましょう。
もしかすると、とんでもない金額をドブに捨てているかも知れませんよ。
ロカでした。
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