ロカです。
我が家は、個別株の投資も少しだけしています。
米国株への投資が大きなリターンを得られる可能性が高いということで、個別の米国株に投資をしています。
そして、日本の個別銘柄にも投資をしています。
「日本株は米国株に比べて期待できない」という意見もよく見かけますが、本当にそうなのでしょうか?
何故日本株が駄目だと言われているのか?
そもそも何故日本株が駄目だと言われているのでしょうか?
その最も大きな要因はバブル期に記録した最高値を未だに超えられない状態が続いているからでしょう。
日経平均とS&P500の推移を表したグラフです。
これを見れば一目瞭然ですよね。
アメリカが力強く成長しているのに対して、日本はまったく成長していないことが分かります。
そして、少子高齢化時代の到来です。
日本は、既に人口減少が始まっていて、2050年頃に1億人を下回ると予想されています。
人口が減少すると、日本全体の成長力が落ちます。
つまり、日本企業にも大きな影響を与えるということです。
さらに、日本企業は株主に対しての還元が消極的です。
日本企業は利益を株主還元に使わないで内部留保に回しています。
米国は株主還元に重点が置かれていて、連続増配企業も多数あり、株主還元についての考え方が日本企業とは全く異なります。
こういった事を背景に、「日本株は成長性が期待できない」「投資対象としては終わっている」という意見が多く見られるのでしょう。
では、実際に日本企業はどうなのか?
確かに、こういった点から日本企業の将来性が明るいとは言えない状況です。
でも、過去30年で日経平均株価は成長していませんが、50年という長期で見れば日経平均株価は10倍以上に成長しています。
私はバブル期を知らない世代ですが、当時が異常な時代で実態のない株価の高騰だったのではないでしょうか。
バブル期を考えなければ今の株価は過去最高水準と言え、米国ほどの成長はないものの、若干の成長はあります。
そして、少子高齢化時代に突入し、日本の成長力が落ちたとしても世界的に見れば人口は増え続けています。
日本企業だからと言って日本国内だけで勝負している訳ではありません。
日本企業でも海外で稼ぐ比率が大きな企業は多数あります。
つまり、日本の人口が減り、日本の成長力が落ちたとしても、それが直接売上減少に繋がるとは言えないのです。
まとめ
現状を見ると、普通に考えれば日本の将来性は明るいとは言えず、日本企業のパフォーマンスも期待できる状況にはありません。
ただ、日本株には米国株にはないメリットもあります。
例えば、
- 為替リスクがない
- 株主優待が貰える
- 企業の情報が入りやすい
- 手数料が安い
等です。
日経平均といった大きな枠組みで見ると、大きな成長は見込めませんが、個々の企業で見ると成長力のある企業はたくさんあると思います。
ですので、日経平均に連動するインデックスファンドへの投資はあまり期待できないかもしれませんが、個別の銘柄に目を向ければ魅力的な企業は多くあります。
我が家は予算が少ないので2銘柄しか持っていませんが、今後優良な日本企業への投資は拡大していこうと思っています。
米国企業が優秀なのは分かりますし、今後の成長力を考えても投資対象として素晴らしいのもわかります。
だからと言って、日本が全くダメではないんだよっていうのを書きたくて記事にしてみました。
Enjoy your investment!
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