ロカです。
株で資産運用をしている人は、当然お金を増やしたいと思っていますよね。
もちろん私もそうです。
そして、一日でも早くお金を増やしたいと思っていると思います。
例えば、明日貰える100万円と、来年貰える110万円の2つの選択肢がある場合多くの人が明日貰える100万円を選ぶでしょう。
行動経済学のプロスペクト理論によれば、人は利益になる事より損をする事に対して、およそ2倍以上の感情的な反応を示すことが証明されています。
つまり人間は目先の利益に弱い生き物なのです。
株式投資をする上でも、この「目先の利益に弱い」という弱点が私たちの邪魔をしてしまいます。
この弱点のせいで、すぐに大きな利益を求めたり、株価が下落時に売ってしまい市場から撤退してしまうのです。
確かにせっかく株式投資をするならすぐに大きな利益を得たいと思う気持ちは分からないでもないです。
でも、初心者がそんな事ができるわけもなく、できたとしてもそれはマグレです。
そしてこれが、多くの人が株式投資をギャンブルだと思う一つの要因になっているのではないでしょうか。
株式投資をしたい
⇩
大金を手にしたい
⇩
投機的な投資をする
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損をして撤退する
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本人とそれを見た周囲の人が株式投資はギャンブルと思う
悪い流れですよね。
年を取ってからお金持ちになっても意味がないという人もいますが、本当にそうでしょうか？
若いうちに大きな資産を築けた方が良いに決まっていますが、投機的な投資では大多数の失敗者の中にひと握りの成功者がいるといった感じになるでしょう。
でも、資産運用に時間を味方につけるとどうでしょうか。
莫大な利益を得ることはできませんが、ほとんどの方が利益を出すことができるし、誰もが簡単に再現できます。
投資と言えば「長期だけど確実に利益を出せるもの」というイメージになれば、もっと多くの人が投資を始めるのではないでしょうか。
ここで、1つシミュレーションをしてみたいと思います。
社会人になった22歳から定年の65歳まで毎月3万円をインデックスファンドに投資したとしましょう。
44年間で元金は1584万円です。
年率3%で運用できた場合65歳の時に3256万円になり、年率5%で運用できれば5647万円になります。
3%でも1672万円の利益が出ています。
44年でたった1672万円かと思う人もいるかもしれませんが、1672万円って大金ですよね。
こういった感覚を持ってほしいんです。
セミリタイアを目指すのなら、元金を増やせばもっと早く資産を築けます。
投機的な投資をしなくても、節約して少しでも多く元金にまわせば庶民でもセミリタイアを目指すことができるのです。
投資は本当に素晴らしいツールです。
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