ロカです。
我が家では投資信託とは別に、米国個別銘柄、ETFに投資をしています。
金額的にごく僅かですので、損失を出してもそれほど大きな金額にはなりません。
しかし、今後も投資金額を増やしていく予定ですのでしっかりとした銘柄選びができなければ、大きな損失に繋がってしまいます。
そんな中、米国ETFのSPYDがブログ記事としてよく取り上げられています。
我が家も投資している高配当銘柄なのですが、ここ最近では不人気銘柄として取り上げられています。
悲観的な内容の記事もよく見かけますが実際のところはどうなのでしょうか?
SPYDに対する個人的な考えを書いてみたいと思います!
SPYDとは
SPYDとは、S&P500銘柄のうち高配当80銘柄を均等配分したETFです。
配当利回りは常に4%を超えており、かなりの高配当銘柄といえます。
また、信託報酬が0.07%とかなり低いのも特徴の一つです。
SPYDは、金融・不動産・エネルギーセクターの比率が高く、これらは景気に敏感に反応するため、今回のコロナウイルスの影響を特に受けている銘柄です。
少しずつ戻してはいますが、他の銘柄に比べて圧倒的に戻りは遅いですね。
SPYDは単純に高配当の上位80社が選ばれるので、低成長で財務体質が脆弱な企業も配当さえ良ければ選ばれます。
こういった企業は景気後退局面において、減配や無配のリスクが高まるのでSPYD自体が景気後退局面に弱い銘柄となってしまいます。
そして、まさに今、価格が戻らず配当も大幅に減配されたことでSPYDという銘柄への投資に疑問を持つ人が多いのだと思います。
SPYDとの付き合い方
SPYDは他のETFとは違い、S&P500銘柄のうち高配当80銘柄を均等配分するという特殊な銘柄です。
今回のコロナウイルスによる景気後退で、景気後退局面に弱い銘柄ということは証明されました。
価格はなかなか戻りませんし、配当金も大幅減配であれば心配になりますよね。
ですが、今回の減配を踏まえても直近1年間の配当利回りは5%を超えています。
また、このままの配当が続いても4%を少し切るくらいです。
そもそも、SPYDへの投資目的と言えばインカムゲイン目的です。
SPYDは構成上キャピタルゲインを狙う銘柄ではありません。
株価が上昇し、配当利回りが低下すれば投資対象から外れるからです。
SPYDは定期的に買付をするのではなく、価格が低迷している時に買い増ししていくスタイルが適していると言えるのではないでしょうか。
高配当ETFというのは減配のリスクはありますが、無配になることはありません。
景気の影響を受けながらも確実にキャッシュを生み出します。
取得単価を下げることで、配当金が高利回りになりそれが将来的に大きな利益に繋がるのだと思います。
SPYDへの投資は失敗なのか?
個人的に投資をしているという事もあり、失敗であるとは思いません。
もちろん、SPYDの特性を踏まえて投資する必要はありますが、巷で言われるほど欠陥商品ではないと思います。
取得単価を下げることができれば、とても優秀な金の木になるはずです。
そう思えば、今こそ買い時と言えるのではないでしょうか?
我が家では購入のラインを29ドルにしています。
この価格で取得できれば、将来夫がセミリタイアする時に大きな武器として活躍してくれると信じています。
物事にはメリット・デメリットが必ず存在します。
その両方を自身で考え、自分自身のスタイルと照らし合わせて判断することが大切ですね。
私の場合は、悲観論も多くありますがSPYDへの投資を続ける予定です(^^)
Enjoy your investment!
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