ロカです。
常々言っているように、投資を始めるには若い方が圧倒的に有利です。
投資において時間を味方にすることは難易度をグッと下げ勝率を大幅に上げるからです。
特にここ数年で、投資における環境は一気に整備されました。
私たちの親世代は、スマホ等がない時代で、証券会社に電話して株を購入していたと聞きます。
そんな時代に比べれば、今は誰もがスマホさえあれば手軽に投資を始めることができるのです。
また、 我々投資をする側にもお得な制度ができているので使わない手はないと思います。
若いうちから投資を始めることで、安定して利益を出せる確率が高くなることは分かりましたが、例えば50歳で投資を始めようとするのは遅すぎるのでしょうか？
iDeCo制度は60歳未満しか加入できません。
50歳を過ぎている場合もう遅いと思う人も多いでしょう。
ですが、実際はそんなことありません。
50代でも始めるメリットは大きいのです。
iDeCo制度の最大のメリットは掛金の全額が所得控除され、大きな節税効果を得られることです。
50歳で年収が700万円の人が、毎月12000円積立て10年間積み立てた場合どうなるのでしょうか？
まず節税効果ですが、年間43200円の節税になり、10年間で432000円になります。
次に運用ですが、運用利率3%で運用した場合を考えてみましょう。
投資元本144万円に対して、最終約167万円になります。
23万円ほどの利益ですね。
つまり、10年間で合計66万円の利益になるのです。
大きな差ではないでしょうか？
毎月12000円の投資でも10年間でこれだけ大きな差になります。
余裕があれば、積立NISAを始めるのも選択肢の一つです。
50歳から始めたとしても70歳です。
まだまだ元気な年ですよね。
それに、今後年金受給開始が70歳になるかもしれません。
そうなれば老後に備えるといった意味では打ってつけではないでしょうか。
年間40万を20年間、運用利率3%で運用すれば、元本800万円が1090万円になります。
かなり大きな金額ですよね。
50歳からでは投資を始めるのが遅いと思う人も多くいるでしょう。
でも、実際はそんなことはありません。
投資を始めるのに年齢は関係ありません。
ましてや人生100年時代と言われているように平均寿命はどんどん延びています。
50代から投資を始めたとしても、十分に長い期間投資ができます。
”自分はもう歳だから投資をしても意味がない”と思うのではなく、”まだまだ十分に期間はある”と思って行動に移した方が結果的に豊かになれますよ。
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