ロカです。
若いうちはあまり考えないと思うのですが、40代後半から50代になれば自身の老後についての不安が出てくるのではないでしょうか。
私たちはまだ30代の夫婦なのでそこまで身近には考えていませんが、20代の頃に比べれば将来について考えるようになりました。
老後2,000万円問題等言われていましたが、本当にその金額は正しいのでしょうか?
その辺についても曖昧で、実際にどのくらいの金額が必要か分からないままやみくもに老後資金を貯めようとする人が多いと思います。
個人的にはそれほど老後について不安に思う必要はないと思います。
私たちの老後の生活の柱になるのは公的年金だと思います。
平成29年の国民年金平均受給額は55,518円、厚生年金平均受給額は144,903円となっています。
例えば夫婦2人世帯で、夫が厚生年金を、妻が国民年金を受給できるとすれば平均約20万円になります。
65歳まで働くと仮定すれば、退職後に毎月20万円あれば余程のことがない限り生活に困窮することはないと思います。
では、老後2,000万円問題とは一体何だったんでしょうか?
この根拠は、老後の収入と支出を考えた時に、毎月約55,000円の赤字になり、老後生活が30年間と考えれば約2,000万円足りないという金融庁の計算です。
金融庁によれば、老後の毎月の収入は21万円で支出が26万円とのことです。
収入は夫の厚生年金と妻の国民年金を合計した金額と一致します。
では支出を見てみましょう。
食費64,444円
住居13,656円
光熱・水道19,267円
家具・家事用品9,405円
医療・保険15,512円
交通・通信27,576円
教養・娯楽25,077円
その他消費支出69,946円
非消費支出(税金・社会保障費等)28,240円
合計263,718円
となっています。
どこからこの数字が出てきたか分かりませんが、かなり滅茶苦茶な数字ではないでしょうか?
夫婦2人世帯で食費が64,444円かかるでしょうか?
住居費13,656円で住める家があるでしょうか?
その他消費支出69,946円って何に使っているのでしょうか?
こう考えれば、住居費は少なすぎですが、他の項目についてはかなり大きく見積もられています。
今のご自身の生活費を考えれば、老後にどれくらいの金額が必要なのかはある程度見えてくると思います。
ちなみに我が家の場合は老後毎月20万円もあれば十分に生活していけます。
老後2,000万円も足りないなんてどうすればいいのか分からないと思った人でも、実際に自分で考えることでそこまで不安に思う必要がないことは分かるはずです。
早期退職を目標としている場合は別ですが、定年まで働くと考えれば社会人になってすぐにiDeCoを始めてみてはいかがでしょうか?
iDeCoは60歳まで引き出せませんが、これはデメリットとしてよく言われますが、逆にメリットと捉えることもできるのではないでしょうか?
強制的に老後の資産形成ができるのですから。
給料の天引き貯金と同じ感覚です。
毎月1万円を年利3%で48年間運用すれば約1,285万円に、5%なら約2,392万円になります。
老後に向けて十分な資産ですよね。
私たちの周りには沢山の情報が溢れています。
そこには正しいものも正しくないものも混ざっています。
そんな時代だからこそ、受け身ではなく、取り入れた情報を正確に見極める力が必要なのです。
老後2,000万円問題もそうですよね。
これだけ聞くと不安に陥りますが、実際に調べると何てことないことが分かります。
まあお金はないよりある方が間違いなくいいので、老後云々は別として普段から資産形成することをおすすめします!
Enjoy your investment!
ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。
↓ ↓ ↓
投資ブログがまとまっています!有益な情報が沢山ありますよ!