ロカです。
コロナウイルスの感染拡大に伴って、緊急事態宣言が出されています。
飲食業界や旅行業界などは特に大きなダメージを受けています。
もちろんその他の業界にも大きな影響があり、確実に実体経済は悪化しています。
実際に私の周りにも、コロナの影響で店を辞めた人もチラホラいます。
それ程まで経済は追い詰められた状況にも関わらず、株式市場は日本、米国共に高い水準で推移していて、実体経済との乖離はかなりのものです。
こういった状況から、いつ暴落がきてもおかしくないような状況にも思えてしまいます。
この実体経済との乖離を捉えて、今は株式投資はしない方がいいと思われる方もいるでしょう。
確かに、今の株価には違和感を感じます。
どう考えても過熱気味で、割高な銘柄が多いのも事実だと思います。
ですが、完全に追加投資をしないのはどうでしょうか。
私は、完全に追加投資しないことは機会損失になる可能性があると考えます。
何故なら、先の未来を正確に予測することができないからです。
確かに、今の株価には違和感を感じています。
ですが、このまま調整することなく右肩上がりで伸び続けていく可能性もあります。
そうなった時に、新規投資をしないということは最安値で買えるチャンスを逃すことになりますよね。
これこそ、投資家にとって大きな機会損失と言えるでしょう。
また、こういった過熱相場でありながらも、適正に評価されず割安な価格で放置されている銘柄も間違いなくあります。
そういった銘柄へ投資しないことも機会損失と捉えることができます。
今、世界経済が置かれている環境は非常に難解なものです。
多くの投資家は新規投資を控えようと考えるのではないでしょうか。
ですが、大前提として経済は成長するものです。
コロナウイルスも数年後には脅威ではなくなっているでしょう。
どんな難しい環境であっても、現在の株価は将来的にみれば安値である可能性が非常に高いのです。
そんな中、先の読めない株価を予測してタイミングを計るのは無駄ではないでしょうか。
私はどんな状況であってもインデックス銘柄の積立投資は続けるべきだと思います。
それは、先ほども述べたように経済は確実に成長するもので、今の価格でも将来的に見れば安値の可能性が高いからです。
ですが、個別銘柄への投資は慎重になるべきだと考えます。
今の株価はかなり割高なのは間違いありません。
また、時代の変化で淘汰される企業もあります。
今をときめく大企業でも将来どうなっているかは全く分かりません。
ですので、敢えて今この難しい環境で割高な銘柄を購入する必要はないようにも思います。
いずれにしても、社会環境や周囲の動き、相場に惑わされることなく、常に冷静沈着に投資に取り組むことが大切ですね。
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