ロカです。
ここ最近、書店でも投資に関する本が数多く置かれ、有名ブロガーが書いた本も多く出版されています。
その中でも、米国株式について書かれた本が非常に多いです。
私も数冊読ませていただきましたが、非常に参考になるものばかりでした。
この本の影響かは分かりませんが、今米国株を始める人が非常に多いです。
夫の同僚も、米国株式市場に連動する投資信託や米国の個別銘柄を買っています。
このように、株式投資をしていない人が株式投資を始めるキッカケになっているのは素晴らしいことだと思います。
また、多くの方が米国株式市場と連動するインデックス銘柄への積立投資を株式投資の最適解の一つとして紹介しているので、株式投資初心者でも簡単に再現することができます。
このように、株式投資がどんどん広がっていくことを嬉しく思う反面、「米国株さえ買っておけば大丈夫」「日本株は終わっている」「ハイテク銘柄だけで十分」等の意見が多く出ていることが日本人としては寂しいですね。
確かに、米国株は投資先としては最も有力です。
過去の株価の推移や、今後人口が増えていくという点を考慮すれば、今後も右肩上がりに成長する可能性が非常に高いと言えます。
反対に日本は、バブル時に記録した最高値を超えることができず、株価は長らく低迷しています。
そして、少子高齢化社会を迎え人口は減っていき、国民の高齢者が占める割合が増えていきます。
こういった点から、今後大きく経済が成長することはないと考えられています。
この点については私も同じ意見です、というか意見も何もこれは現実として日本が置かれている現状と言えます。
そう考えれば全体を見れば投資の対象としては魅力がないとも考えることができ、日本株式市場に連動するインデックス銘柄はそれほど大きなリターンを期待できないかもしれません。
ただ、個々企業を見れば魅力のある企業は数多くあります。
そういった企業も、日本株式という大きな枠組みで見られて割安で放置されていることもあるのです。
私が株式投資を始めた頃、既に米国株式だけに投資をしておけば大丈夫みたいな風潮はありました。
それから数年が経って、その傾向は以前にも増して強いものになっている気がします。
確かに、それは間違いではありません。
長い目で見れば米国株式市場の投資は大きなリターンをもたらしてくれると思います。
ですが、米国株式市場は現在割高と思える水準まで上昇しているのも事実です。
もし、新たに投資をしようと銘柄を選定しているのなら、米国株だけでなく日本の銘柄も見てみてはどうでしょうか。
米国株では考えることができない割安なお宝銘柄を見つけることができるかもしれませんよ。
「米国株だから大丈夫、日本株だから駄目」ではなく、個々企業をみることが大切なのではないでしょうか。
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