ロカです。
税制が優遇される様々な制度によってか、若い世代を中心に投資は広まりつつあります。
それでも株式投資をする人は少数派で、多くは預貯金で金融資産を保有しているでしょう。
全く預貯金がない状態というのは危険だと思いますが、個人的には生活防衛費として3ヶ月分くらいの生活費があれば、他は投資に使っても良いのではないかと思います。
この生活防衛費についてはリスク許容度に応じて変わると思います。
何故多くの人は預貯金で資産を持つのでしょうか。
日本人が預貯金が好きな理由は元本が保証されているからでしょう。
多くの人は利息はつかなくても預貯金ならリスクはないと思っています。
確かに元本が減ることはないのでリスクが無いように思いがちですが、本質的な価値は間違いなく下がっています。
政府も毎年2%のインフレを目指して金融緩和政策を実施しています。
現状その目標には達していないものの、インフレが進んでいることは間違いありません。
少しずつなので気付き辛いですが日々お金の価値は減少しているのです。
30代40代の方は自分が小さい時と今では、同じ商品でも価格が上がっている物が多くあると思います。
当時と比べて、それだけ貨幣価値が下がっているということです。
また、コロナウイルスに対する経済対策でこれまでに無いくらい大規模な支援の為お金を市場に投入しています。
これだけお金をばらまいて、影響がないはずがありません。
コロナウイルスが終息すればその影響が出てくるのではないでしょうか。
このインフレリスクを考える人が圧倒的に少ないのです。
株式投資のリスクは必要以上に大きく捉えるのに、日々進行するインフレについては気にも止めません。
インフレについて理解していれば預貯金にリスクがないという考えが大きな間違いであることはすぐに分かります。
私たち夫婦も投資を始めるまでは預貯金で資産を保有していました。
典型的な日本人です。
インフレを知って、このままでは資産の実施的価値が下がっていることを知りました。
これでは駄目だということで、リスクを最小限に抑える事のできるインデックス銘柄への長期投資をするようになったのです。
昔のように利息が6%も7%もつくような時代であれば、投資をするメリットは激減します。
ノーリスクでこれだけの利回りがあれば、わざわざ投資をしてリスクを背負う必要もないですもんね。
今後そんな時代がくる可能性は非常に低いでしょう。
それならば、貨幣の実質的価値に目を向けてそのリスクに対応できる行動を取るべきではないでしょうか。
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