ロカです。
私の夫は定年を待たずに、54歳までのセミリタイアを目標に投資に励んでいます。
まだまだ始めたばかりですが、今のところ順調に資産は増えつつあります。
この分だと、54歳よりも随分早く目標金額に到達できる可能性も十分にあります。
その後は資産運用やアルバイト等で生活をしていくつもりです。
私のようにセミリタイアを前提に投資をしている人は増えつつあるものの、確実に少数派です。
多くの方は退職まで勤めて第2の人生をスタートされると思います。
退職すれば収入が無くなってしまいます。
だから、生活の足しにしようとこれまでしたことのない資産運用にチャレンジする人が増えているようです。
収入が無くなる不安な気持ちは分かりますし、資産運用をすることは悪いことではないのですが、問題はその元手を退職金から出したり、これまで経験のない資産運用だから人の言われるがままにしてしまうということです。
定年時の退職金は多くの人にとって年金を除いた最後の収入です。
そのお金を使ってリスクを取る必要があるでしょうか。
もし、定年後に資産運用をしようと思うのであれば、退職金ではなくそれまでに貯めたお金でするか、もしそれが無いのであれば、最悪無くなってもやっていける金額の範囲内でするべきでしょう。
投資経験が豊富でリスクコントロールができる方であれば、退職金の多くを費やしても問題ないのでしょうが、資産運用未経験の初心者が退職金を運用するのは危険と言わざるを得ません。
退職金はまとまったお金ですので、それを運用するのは初心者では難しいです。
当人もそれは分かっていると思うので金融機関に相談する人も多いと思います。
このパターンが最も最悪で、鴨にされる可能性が非常に高くなります。
初心者を相手に専門用語を並べたり、難しい話をして信じ込ませて手数料の高い商品を売りつけるというのはよくある話です。
金融機関は、顧客の利益よりも会社の利益を優先させて商品を販売します。
もし大きく損失を出したとしても金融機関は責任を取ってくれません。
最終的に決断した自分自身の責任なのですから。
私は先ほども書きましたが、退職金を使って投資デビューをするのはあまり良いとは思いません。
そこまでリスクを取る必要があるのかをもう一度考えるべきでしょう。
もし、それでも投資をしようと思うのであれば、退職金ではなくそれまでに貯めたお金、若しくは万が一無くなったとしても問題のないお金ですることをおすすめします。
楽しいはずの第2の人生を投資で壊してしまうことのないようにしましょう！
Enjoy your investment!
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