ロカです。
以前にも書きましたが、日本では「タンス預金」が100兆円を超えました。
この100兆円という金額は、消費に使われることも無く、投資にも使われずただただ眠ったままのお金です。
お金は使ってこそ初めて価値を生み出すもので、置いておくだけのお金は紙切れと同じで何の価値もありません。
ですが、多くの人は手元にお金があることで安心感を得るのか必要以上の金額を貯めこもうとします。
日本人の家計金融資産の半分以上が現金・預金が占めていて、投資に使われているのは14.4%です。
アメリカは日本とは逆で、半分以上が投資に使われています。
その結果、アメリカの経済は成長を続け、日本経済は停滞しているのです。
お金は一生懸命働いて稼ぐもの、貯金は美徳という日本人特有の考え方のせいで、日本の経済は活性化せずにどんどん貧しくなっています。
お金を使わない日本人に対して、企業は商品価格を引き下げて物を売ります。
その結果、企業の利益が少なくなり、労働者たちの給料は上がらないという悪循環に陥っています。
消費者として安くで物を買えるというのは嬉しいことではありますが、適正価格を逸脱するような価格の引き下げ競争は結果として自分たちに悪い形で戻ってきます。
例えば、貯めこんでいるお金を投資に使ったとします。
そうすると企業に資金が集まり、企業は様々な形でお金を使います。
お金が循環する事で経済が活性化して、賃金が上がります。
そして、賃金が上がれば購買意欲が湧き消費が増え、更にお金が循環します。
これが理想的な経済サイクルと言えるのではないでしょうか。
私たち日本人はお金についての正しい知識がなさすぎます。
その結果が今の経済停滞に繋がっているのです。
日本人が貯めこんだ莫大な金額の埋もれたお金たちを、少しずつ市場に流れさせることで経済は動き出します。
一気に市場にお金が流れると、お金の価値が急激に薄まり急激なインフレを起こすかもしれないので不安はありますが、一人一人が意識を変えていかなければいけない時代に突入していると思います。
経済成長が止まり、ここ最近では後進国とも言われる日本ですが私はそう思いません。
日本にはアメリカにも負けないポテンシャルがあります。
それなのに私たち国民がそれを活かしきれていないのです。
ここ最近、若い世代を中心に投資というものが広がっています。
そして、学校教育でも投資を取り上げるようになるので、より投資に対する理解が広まっていくでしょう。
そして投資が今より一般的になれば、日本経済は息を吹き返すでしょう。
そんな日が来ることを信じて投資に励みたいと思います。
Enjoy your investment!
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