ロカです。
夫の会社の定年は60歳です。
その後、希望すれば65歳まで再雇用という形で職場に残れるようなシステムがあります。
今年60歳を迎え、退職する人の多くがこの再雇用という制度を利用しているようです。
再雇用は給与が随分減るみたいですが仕事内容は現役時代とほとんど変わりません。
それでも、多くの人がこの制度を利用するのは、決して仕事が好きという理由ではなく単純にお金が欲しいからだそうです。
日本では60歳で定年退職という企業が多いのではないでしょうか。
2013年の「高年齢者雇用安定法」の一部改定で、65歳までの雇用責任が事業主に義務付けられた結果、再雇用制度を取り入れた企業もあるのではないでしょうか。
夫の会社では、まもなく定年が65歳に延長されるとのことです。
定年が伸びることで豊富な経験と技術を持った人材を確保することができるというメリットがあるといいます。
確かに、一部そういった人もいるかもしれません。
ですが、多くはやる気のないただ会社にしがみついて給料をもらいたい人ばかりではないでしょうか。
そういった人は会社としても扱いが困難で、結果として世代交代が進まないというデメリットがあります。
また、そういう人に限って自分が足かせになっているということを理解しない人が多いです。
政治の世界なんかはその典型で、70代後半の政治家が大物と持ち上げられ、絶大な影響力があります。
確かに政治家にとって経験は重要な要素ではありますが、そういった世代の人がいつまでも居続けることは明らかに悪影響を与えています。
それが一般企業でも起こり始めるのです。
定年が伸びることを否定するわけではありません。
ですが、定年延長には大きなデメリットもあるのは間違いありません。
ただ単に収入が無くなると困るので再雇用を希望するというのは、会社にとっても迷惑なことのはずです。
若いうちは、そうはなりたくないと思っている人でも、実際にその年齢になると再雇用を希望する人もいるでしょう。
そうならないためにも、現役時に老後の資産形成をしっかりしなければいけません。
仕事に情熱が持てないのであれば再雇用制度など利用すべきではないのです。
夫は定年を待たずに仕事を辞めます。
最高でも15年後の54歳時までに辞める予定ですが、おそらく52歳時には辞めることができそうです。
給料を頂いて働いている間は全力で仕事に取組み、会社に貢献すると夫は言っています。
組織で働くということはそういうことですよね。
給料が安いから仕事は適当でいいみたいな考え方をする人がいますが大きな間違いです。
給料を貰って仕事をしているのなら全力で取り組まなければいけません。
待遇や仕事内容に不満があるのなら組織を離れればいいのです。
その度胸もなく文句を言って仕事をしないということは卑怯者のやり方です。
自分が思っているほど組織はあなたを必要としていません。
どんな役職の人物でもそうです。
たかが一人いなくなっても組織に何の影響もないのです。
皆がそれを理解したうえで仕事に取組み、再雇用制度を利用すれば組織は更に強くなると思います。
将来的に私と夫は、投資家として企業と関わっていきたいと思います。
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