ロカです。
普段の生活で複利を実感することってあまりありません。
それだけに、私たちは複利について甘く考えてしまいがちな所があると思います。
普段感じることはなくても、複利について理解しておくことは株式投資においても普段の生活においても有益だと言えます。
複利の力を知ることで間違った行動を取らなくて済むからです。
そもそも複利とは?
複利とは、複利法の計算による利息のことを言います。
複利の対義語として単利という言葉があります。
単利は元金に対してだけ利息がつくという意味です。
複利は利息にも利息がつくということですね。
言葉だけではあまりイメージがわきにくいと思います。
複利の力は人の想像を遥かに超える
複利の力を知る有名な話があります。
「紙を何回折りたたむと月まで届くのか?」
紙の厚さは約0.1㎜です。
知らない人が聞けばかなりの回数を想像するでしょう。
ちなみに私は10,000回と予想しました。
答えは・・・
43回です!!
信じられないくらい少ないですね。
10,000回と予想した私は赤っ恥をかきました(^^;)
信じられない方は是非計算して見てください。
(私は当然計算しました。)
複利の力は想像を絶するという言葉が間違いではないことが分かるはずです。
日常におけるシミュレーション
Aさんは社会人になってから毎月1万円を貯金することに決めました。
Bさんは毎月1万円を投資することに決めました。
貯金の金利:0.001%
株式投資のリターン:5%
※長期で見た場合、株式投資の期待リターンは4~5%と言われています。
10年後(元金1,200,000円)
Aさん:1,200,060円
Bさん:1,552,823円
10年でこのくらいの差なら、暴落のリスクを考えれば投資はしなくても良いとAさんは思うでしょう。
20年後(元金2,400,000円)
Aさん:2,400,239円
Bさん:4,110,337円
160万円以上の差になってしまいました。
AさんはBさんに貯金額を言えなくなるでしょう。
40年後(元金4,800,000円)
Aさん:4,800,958円
Bさん:15,260,202円
定年を目前にして1,000万円以上の差になりました。
Bさんの金額を聞いてAさんは後悔するでしょうが、もう戻れません・・・。
最初はほとんど差が出ませんが、時間を掛けることでこれだけ大きな差になるのです。
この事を知っているかそうでないかで、私たちの行動も変わるのではないでしょうか。
まとめ
繰り返しになりますが、複利は人の想像を遥かに超える力があります。
5%程度の利率であっても時間を掛ければ大きな差になります。
この事実さえ知っていれば、長期で運用することの大切さがよく分かると思います。
注意すべきは、複利を敵に回してはいけないということです。
サラ金やリボ払いはまさにその典型です。
複利の力の大きさを知っていれば、お金を払い続けることになるこういった行動は慎むのではないでしょうか。
複利を味方にする人は金持ちになり、敵に回す人は貧乏から抜け出せなくなる
しっかりと頭に叩き込んでおきましょう!
Enjoy your investment!
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