ロカです。
日本は少子高齢化が進み、年金制度は年々厳しくなっていくでしょう。
こう書くと、もらえない年金なんて払う必要ないと思う人が出てくるかもしれませんが、そんなことを言っているわけではありません。
余程大きなシステムの変更がなければ、少なくとも私が生きている間に年金制度が無くなることはないでしょうし、リタイア世代にとっては収入の柱であることは変わりません。
ただ、私たちが年金を受給する頃は今と比べて確実に減っているでしょう。
リタイアしてから慌てないように、現役時代に対策を立てましょう。
年金制度が破綻しない理由
何故年金制度が破綻しないと言えるのか?
①年金制度を維持させた方が国は得だから
国は国民の最低限の生活を保障しています。
もし年金制度が崩壊してしまうと、全額税金で賄われている生活保護で対応しなければいけません。
年金の場合、税金で賄われるのは半分で、残りは保険料で賄われています。
国としても年金制度を継続する方が得なのです。
②制度を改正しているから
年金制度は給付時期を引き上げたり保険料を引き上げたりしていますよね。
あれは、制度を維持するために必要なことなのです。
国民の批判が怖くて改正をしなければ、それこそ破綻に向かって一直線ということになります。
③年金積立がある
保険料のうち年金の支払い等に充てられなかったものを積立て、市場で運用しています。
その運用収入を年金給付に活用することで、将来の保険料負担が大きくならないようにしています。
損失を出した時ばかり報道されますが、実際は大きな利益を出しています。
年金制度だけで大丈夫?
日本の年金制度は国民年金と厚生年金の2階建てになっています。
夫婦2人世帯で、夫が国民年金と厚生年金を、妻が国民年金を受給するパターンが多いと思いますが、私は十分な生活ができると思います。
でも、多くの人は年金だけではやっていけないと言います。
何故でしょうか?
それは、現役世代と同じ水準で生活しようとするからです。
引退すれば当然収入が無くなります。
それなのに一度上げてしまった生活水準を下げることができずに生活に困窮する人が多いのです。
もし、引退後の生活水準を下げたくないのであれば引退までに準備をすればいいだけなのです。
老後も生活水準を維持したければ準備をするべし
先ほど書いたように年金制度が破綻する可能性は極めて低いです。
ただし、年金だけで安心だと言っているわけではありません。
リタイア後も生活水準を下げたくないのであれば、現役時代に準備をしなければいけません。
社会に出てから定年までは40年以上あります。
お金がかかるイベントは当然ありますが、資金を準備するには十分すぎるほどの期間です。
これだけの期間があるのに全く準備をせずに引退して、年金が少なくて生活が苦しいというのは自業自得と言わざるを得ません。
理想の老後があるのであればしっかりと準備をして備えましょう。
まとめ
年金制度ができた時代と現代では、国が置かれている状況が大きく変わりました。
今後負担は大きくなり、支給額は減っていくでしょう。
時代が変化しているのですから、制度自体が合わなくなるのは当然なことなのです。
制度が始まった時に将来国がどうなるかなんて予測できませんもんね。
少子高齢化が進む日本において年金制度だけに頼るのはリスクがあります。
だからこそ、国も自分で老後生活を準備するようにiDeCoや積立NISA等のお得な制度を準備しているのです。
その制度を利用するかしないかは個人の自由です。
自分で考え行動すること求められる時代になりましたね。
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