ロカです。
信用取引をすれば効率的に資産を増やせるという話をよく聞きます。
実際に手元資金以上の金額を運用して成功を収めた人も多くいるのは間違いありません。
そういった話を聞くと、信用取引で一気に資産を増やそうと思う人が続出するでしょうが、果たしてその行動は正しいのでしょうか?
信用取引とは?
信用取引とは、一定の委託保証金を証券会社に預けることで手元資金以上の取引ができる制度のことです。
また、売りから取引をすることが可能なので株価下落局面であっても利益を出すことが可能で、投資家にとっては資産を増やすチャンスが多くなる取引と考えることもできます。
実際に、信用取引を上手く活用して大きな資産を築いた人も多くいます。
そして、そういった方は信用取引のリスクには触れず、信用取引は効率よく資産が築けると言うでしょう。
デメリットを理解できていますか?
私は信用取引をすることはありません。
株式投資は余剰資金ですることが私たち夫婦にとっての大前提だからです。
確かに信用取引は上手く行けば一気に資産を増やすことのできる投資方法だと思います。
ですが、あくまで上手く行けばということです。
リターンが大きいということはその分リスクも大きくなります。
信用取引で成功した人が目立ちますが、信用取引で失敗して市場から撤退せざる負えない状況に追い込まれている人の方が圧倒的に多いのです。
そういう人を見れば、リスクコントロールができていないから信用取引で失敗すると思うかもしれませんが、私の個人的な考えでは、手元資金以上に取引をしたいと思った時点でリスクコントロールができていないように思います。
株式投資に人生賭けますか?
株式投資をする目的は細かくみれば色々ありますが、大きな目的は皆お金を増やしたいからでしょう。
先ほども書いたように信用取引で市場を撤退していく人は後を絶ちません。
市場から撤退するだけで済めばいいですが、借金で人生が滅茶苦茶になる人もいます。
そういった方もお金を増やしたいという気持ちで投資を始めたはずです。
効率よくお金を増やそうとして、借金を抱えるなんて皮肉なことです。
現物取引の場合、仮に株価がゼロになった場合でも借金を背負うことはありません。
余剰資金で投資をしていれば、投資で人生が破滅することなんてあり得ないのです。
信用取引で効果的に資産を築けるのか?
上手く行けばという条件付きなら信用取引で効果的に資産を築くことができます。
ですが、圧倒的に失敗する人が多いこと、最初はレバレッジを小さくしているから信用取引をしても大丈夫と思っていても金銭感覚が麻痺して知らず知らずのうちに大きくレバレッジをかけるようになる点等から私は推奨しません。
極端な話、信用取引は借金をして取引をすることに変わりはありません。
良い借金と悪い借金があるのは分かりますが、信用取引での借金は私は後者だと考えます。
それでも信用取引をするかは個人の判断になってきますが、忘れてはいけないのが全て自己責任であることです。
別に信用取引をすることは悪いことではありません。
ですが、良い面だけではなくデメリットも十分に理解して判断する必要があるのではないでしょうか。
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