ロカです。
失われた30年と表現されるように、平成の時代は日本経済はほぼ成長せずに終わってしまいました。
給料は上がらず、我々の生活が良くなることはありませんでした。
私が子供の頃、親が昔は○○円で買えたのに今は随分値上がりしたというような事を言っていました。
当時は物価の上昇と共に収入が上がる健全な成長をみせていたのです。
それが、バブル崩壊後物価が上がることなく給料も横ばいのままです。
日本はデフレなのか?
デフレとは物価が下がることを言い、物に対しての貨幣価値が上がる状況のことを言います。
デフレになると物が売れなくなり、企業の業績が悪化します。
そして、労働者の賃金が下がったり失業者が増え、更に物が売れなくなります。
これをデフレスパイラスと言います。
日本は今デフレなのでしょうか?
日本政府はお金を刷りまくって、市場にはお金があふれています。
また、コロナ対策で莫大な金額のお金が市場に流れ込んでいます。
それでも思うように物価は上がっていません。
一見してデフレに陥っているようにも見えますが実際はそんなことはないと思います。
何故物価が上がらないのか?
個人的な意見になりますが、インフレは確実に進んでいると思います。
思うようにインフレが進まないのは、使われていないお金が非常に多いからではないでしょうか。
現金預金で金融資産を保有する家庭が多く、その金額は1056兆円にものぼります。
更に、企業も手元資金を手厚くしていて311兆円を保有しています。
これが最大の原因だと思います。
これだけ貯め込んでいるにも関わらずインフレが少しずつ進んでいるのは、それだけ市場にお金が流れ込んでいるということの裏返しなのではないでしょうか。
適正価格で物を買おう
日本は物の価格が上がらない状況が長く続いています。
それでもインフレは確実に進んでいるので、企業にとっては厳しい状況です。
だからお菓子等は少しずつ内容量を減らす等、消費者に気付きにくいような形で対応しています。
何故企業は値上げをしないのでしょうか?
それは、日本人が値上げに対して敏感に反応しすぎるからです。
値上げして売れなくなるなら、気付きにくい形で内容量を減らした方が良いと考えたのではないでしょうか。
私たちは値上げに対してもっと寛容であるべきです。
結局自分で自分の首を絞めるような状況が今の日本と言えるのではないでしょうか。
日本経済は復活する?
経済学者の方たちが考えても結果が出ないように解決するのは非常に難しい問題です。
ただ、このままの状況が続けば、対海外で立場が圧倒的に弱くなるのは目に見えています。
実際に失われた30年の間に、日本の国力はかなり弱くなっています。
それを食い止める明確な方法は分かりませんが、とにかく眠っているお金を活用しなければいけません。
また、最悪に備えるためにも株式投資で世界経済に投資をすることは非常に有効な手段になるのではないでしょうか。
日本の国力が落ちたとしても投資で世界経済の成長の恩恵を受けることができるからです。
個人的には日本のポテンシャルは未だに大きなものを持っていると思います。
是非日本の復活を期待したいものですね。
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