ロカです。
定年退職の年齢がどんどん引き上げられています。
私たちがこの年齢になる頃は一体どれくらいになっているのでしょうか。
寿命や健康寿命はのびていますが、このままでは人生のほとんどを仕事に費やすことになります。
心から仕事が好きで、またその経験や知識を会社から必要とされている人材なら価値がありますが、働かざる負えず働いていて給料のために勤務するなら、所謂「老害」と言われる人材で企業にも悪影響です。
若いうちからある程度将来のことを見据えて行動することが個人に求められる時代になっています。
一昔前の定年は55歳だった
現在、定年退職といえば60歳の企業が多いと思います。
それが、高齢者雇用安定法の改正により、現在は70歳まで働く環境が整っています。
それに伴い退職年齢を65歳に引き上げる企業が増えてきています。
中には退職制度を廃止する企業まで出てきています。
現在の60歳定年が始まったのは1998年からです。
意外と最近の話ですね。
それまでは55歳が定年でした。
何故定年を引き上げる必要があるのか
大きな理由の一つに少子高齢化社会による労働力の減少です。
新しく社会に出る人材が少なくなるので、年齢を引き上げて労働力を確保しようとする考えですね。
本当にこれで労働力を確保できるのでしょうか。
中には、定年間際でもバリバリ仕事をこなし、経験や知識を若手に伝達する方もいますが、企業にしがみついていて他の社員から鬱陶しがられているといったパターンの方が圧倒的に多いと思います。
日本は労働者を手厚く保護しています。
基本的に余程のことがなければ、仕事をしなくてもクビにはなりません。
だからこういった人材が増えてきたのでしょう。
働きたくなければ辞めればいいのに、お金がないので企業にしがみつくケースです。
仕事に対する考え方を改めるべき
好きなことを仕事にできれば最高ですが、ほとんどの方はそうではありません。
生活のため仕方なく働いている人が多いでしょう。
そういった人が仕事に情熱を持つなんて無理な話です。
ですが、給料を貰っているからには、それに見合った労働力を提供しなければいけません。
賃金に納得いかないのであれば交渉するか、それでも折り合いがつかなければ転職すればいいのです。
仕事をしたくないからしないというのは、自分勝手な行動で愚の骨頂です。
引き際の美学
個人的には定年引上げはあまり良い傾向ではないと考えます。
日本の政治を見ても分かるように高齢者は老害になるケースが非常に多いと思います。
だからこそ定年という引き際が必要なのです。
企業が必要とする人材であれば、個別に再雇用をすれば、企業において高齢者は老害ではなく宝になるでしょう。
我が家の場合、夫は52歳で引退する予定なのでそもそも定年制度は関係ありません。
ですが、ほとんどの人は定年まで働くでしょう。
働きたくて働くのと働かざる負えないのは全く違うことを理解して、自分の希望に沿った人生を歩むにはどうすればいいのかを若いうちからある程度考える必要がありますね。
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