ロカです。
私が学生時代、将来についてそれほどしっかりと考えることはなく、将来に備えての貯金等はしていませんでした。
若いうちは収入も少なく、やりたいことも沢山あって中々お金を貯めたり投資をしたりというのは難しいかもしれません。
ですが、社会人になってからすぐに、積立投資をすれば定年退職時にはとんでもない金額になっているでしょう。
今日はその辺りについて考えてみたいと思います。
少額でもいいので毎月貯蓄をする癖付け
若いうちはやりたいことが沢山あります。
それを実践するにはお金が必要ですが、社会人になったばかりではそれほど収入がありません。
貯金や投資をすることの大切さは分かっていても、まだ若いしもう少し収入が増えてからまとめてすればいいと、貯蓄を後回しにする方が多いと思います。
ですが、やりたい事や欲しいものという欲求は収入が増えると共に大きくなります。
貯蓄を後回しにする気持ちも分かりますが、これではいつまでたっても貯蓄ができません。
やりたい事をすることは、人生においてとても重要なことなので、それをすべて我慢する必要はないのです。
毎月少額でも貯蓄にまわして、残りで生活するようにしましょう。
貯金じゃだめなのか?
多くの日本人は貯金が好きです。
私たちの親世代なんかは投資はギャンブルで貯金をするべきだと考えている人が多く、子供にもそのように教えます。
その結果、投資に対するイメージが悪く、貯蓄といえば貯金という人がかなりの割合を占めます。
貯金が悪いとはいいませんが、貯金のリスクを分かった上で貯金をしている人はいったいどれだけいるのでしょうか?
貯金をすれば減ることはないと思っていませんか?
確かに額面は減りません。
ですが、物価上昇により実質的なお金の価値は低下します。
所謂インフレリスクというものですね。
インフレは少しずつ進んでいるのでそれほど実感することはないかもしれませんが、30年前と今では同じものでも価格は違いますよね?
この30年でかなり価格は上昇しているはずです。
つまり、それだけお金の価値が減っているということです。
貯金をする方はこのリスクについて理解する必要があります。
40年後にはこれだけの差が出る!?
貯金、投資それぞれリスクはあります。
その上で、貯金と投資でどれだけの差が出るか見てみましょう。
AさんとBさんは同い年で、22歳で同じ会社に就職しました。
AさんBさん共に、将来のことを考えて毎月2万円を貯蓄することを決めました。
Aさんは投資のリスクを考え、毎月2万円を貯金しました。
Bさんは世界中の株式に分散投資ができる銘柄に毎月2万円投資をしました。
銀行の金利0.001%
投資信託年率4%
で計算すると、43年後の定年退職時にはどうなっているでしょうか?
Aさんの場合
10,322,215円(元本10,320,000)
43年間で2,215円増えました。
Bさんの場合
27,411,467円(元本10,320,000)
43年間で17,091,467円増えました。
同じ金額を積み立てていても43年間という年月をかければ1700万円以上もの差になります。
40年後に後悔しないように
今回の例は、投資信託の年率を4%で計算しました。
ですが、もしかしたらそれ以上のパフォーマンスをするかもしれませんし、マイナスになる可能性もゼロではありません。
ですので、その点については自身のリスク許容度との兼ね合いになります。
(30年以上の長期の投資であれば4%は極めて現実的な数値です)
ただ、40年後に投資をしておけば良かったと思っても時間は戻りません。
そして、お金に余裕ができてから貯蓄しようとしている方、投資期間が短くなることは大きな機会損失であることを知りましょう。
社会人になれば、少額でもいいので毎月積立投資をすることをおススメします。
そうすれば、将来お金に苦労する可能性は極めて低くなるはずですから(^^)
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