ロカです。
同じものを見ても、見る視点を変えれば全く違うものに見えます。
当たり前のことですが、これを分かっていない人が多くいるのではないでしょうか。
自分が正しいと思うことは悪いことではありません。
むしろ、自分の考えに自信を持てるという事は素晴らしいことだと思います。
問題なのはそこではなく、自分の考え以外は認めようとしないということです。
もちろん他の人の意見が明らかに間違っていれば、理由を説明して否定すれば良いと思います。
ですが、考えが偏りすぎると、自身の間違いに気付いたとしてもそれを認めようとしないでしょう。
それどころか自身の考えを正当化するために、都合の良い部分だけを切り取って、都合の良い解釈をする人もいるでしょう。
最近話題になっているQアノンと言われる集団や、陰謀論を支持する人たちはその最たるものです。
別に個人でそういった考えを持つのは自由だと思いますが、周りを巻き込もうとしたり、正論を言われるても間違いを認めないという姿勢が問題なのです。
返答に困った時は、「あなたは思考停止状態で洗脳されている」「闇の組織が動いているから証拠がない」等もう無茶苦茶な返答をします。
結果を決めつけて理由を考えるのはただの妄想です。
それこそ思考停止状態と言えますよね。
今回、たまたまそういった考えを持っている方と話す機会があったので例に挙げました。
何事も様々な角度から見て全体を把握することが大切だということです。
特に、インターネットの普及によってネット上に情報が溢れる現代であれば尚更です。
全てが正しい情報であれば問題ないのでしょうが、フェイクニュース等も数多く紛れています。
個人でフェイクニュースかどうかの判断ができないくらい巧妙なものもあります。
ですので、取り入れた情報を100％受け入れるのではなく、違った意見に耳を傾けたり、違った見方をする等して論理的に考える癖を付けなければいけません。
もし、自分の考えに誤りがあれば、すぐに方向転換ができる柔軟な思考が必要ですね。
こういった癖付けは投資においても必ず役に立つでしょう。
「自分はインデックス投資家だから他の投資方法何てありえない」「配当何て必要ない」「長期投資で金持ちになっても意味がない」等、投資においてはひとそれぞれ考え方は違うと思います。
投資に対して自分なりの考えを持つ事は非常に重要です。
ですが、それによって他の意見に聞く耳を持たなくなればいずれ失敗すると思います。
色々な考え方、色々な見方をして時代の変化に伴って、自分自身も変化していく力が求められる時代だと思います。
決して「思考停止状態」になる事のないように自分自身も気を付けようと思います！
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