ロカです。
ここ最近株式投資をする人が増えているそうです。
株式投資の本質について理解して投資をする人が増えているのなら嬉しいことですが、どうやら少し違うようなのです。
現在、コロナウイルスの影響で大きく収入が減った人、職を失った人が増えています。
そういった方が減った収入を補う為に投資を始めるパターンが非常に多いそうです。
この場合、更なる悲劇が待っている可能性が高くなります。
そもそも、株式投資とは短期間で利益を狙うものではありません。
基本的には時間をかけて利益を出すものなのです。
企業の株を買うということは、その企業の事業を買うということです。
その事業で利益をあげることで、株価上昇や配当金で還元を受けることが目的なのです。
短期的な値動きは適性に企業が評価されたものではなく、投資家の思惑や期待によって動く場合がほとんどです。
そういった相場において、一個人が機関投資家に勝てるでしょうか？
ましてや、投資を始めたばかりの初心者はまず無理ですよね。
確かにデイトレードや数日、数か月のスイングトレードで利益を出している人もおられます。
ですが、こういった方法はリスクが大きい投機的な投資です。
所謂マネーゲームといった意味合いが強く、本来の株式投資とは別物だと思います。
私はこういった投資を否定している訳ではありません。
自身のリスク許容内での投資は全く問題ありませんし、寧ろ、私自身もそういった投資で安定的に利益を出せるのならインデックス投資を辞めてそちらに移行したいくらいです。
一度や二度こういった投資方法で大きな利益を出せたとしても、安定して利益を出すことができる人はそうそういません。
だからこそ、株式投資で驚異的なリターンを安定して出しているウォーレン・バフェット氏が投資の神様と言われているのです。
株式投資の基本が長期投資であることを思えば、減った給料を補う為に投資をすることがいかに危険なものかが分かると思います。
極端な話、給料が減ったからギャンブルで増やそうとしているようなものです。
短期的な資金が足りないのであれば、副業をしたり節約をして対応するべきで、投資で増やそうと考えれば更なる悲劇があなたを襲うでしょう。
もう一度書きますが、株式投資は短期間で利益を狙うものではありません。
株式投資は10年後、20年後の将来を豊かにするためにするものだということをしっかりと理解しましょう。
もし、短期的な利益を狙うマネーゲームに参加するのであれば、リスク許容度の範囲内で行い、投資で不幸にならないようにしなければいけません。
投資で身を滅ぼすことほど馬鹿げたことはありませんよ！
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