ロカです。
株式投資において短期的な値動きでキャピタルゲインを狙う投資手法があります。
特に、株式投資をしていない人の投資に対するイメージってこんな感じの方が多いので短期的な売買を繰り返す人も多いのではないでしょうか。
こういった投資方法は、狙えるリターンが大きくて華やかな投資方法だと思います。
ですが、その分大きなリスクを背負う事になります。
企業と投資家の関係
株式会社とは「企業の運営に必要な資金を出資者から募っている会社」です。
会社は、事業が上手く行けば利子をつけて返します。
その権利を示したものが株券です。
企業は株券を発行することで、銀行等で融資を受けるより手軽にそして融通の利くお金を集めることができます。
そして、投資家は預貯金では得ることができないくらいの率の利息を手にすることができます。
つまり、企業と投資家にとって株式投資はウインウインの関係なのです。
株式投資のしくみ
例えば、会社の資金が1000万円だとして、私がその内の10万円を投資しているとします。
この場合、私はこの会社の1%の権利を持つ事になります。
そして、会社が出した利益の内、株主に配分される金額の1%を受け取る権利があります。
これがインカムゲインというものです。
そして、私が所有する1%の権利を15万円で買いたいという人が現れたとしましょう。
私が投資をしたのが10万円なので差額の5万円がキャピタルゲインというものになります。
この2つが株式投資で利益を得るための2つの重要な要素です。
本来の株式投資の意味
株式投資を始めると、日々の値動きに夢中になってしまいがちです。
でも、先ほど説明したように、株式投資は企業の事業に対する投資であり、投資家は企業の成長に期待して投資をしているのです。
これこそ株式投資の本質でしょう。
企業が成果を出すのにどのくらいの期間が必要でしょうか?
1日2日、1月・・・、そんなものではないですよね。
少なくとも最低1年は見る必要があるのではないでしょうか。
個人的には1年でも短いと思いますし、5年単位のスパンで見るべきだとは思っています。
そんな中、短期的な値動きを気にする必要はあるのでしょうか?
デイトレード等の短期売買でキャピタルゲインを狙う投資方法の場合は値動きを追う必要があります。
この方法で莫大な利益を上げている方は沢山います。
ですが、初心者ができるかと言えばできませんし、私は本来の意味の株式投資ではないと思っています。
短期売買を否定しているわけではなくて、株式の売買という点は共通ですが全くの別物で比較の対象ではないということです。
値動きを追いすぎるとギャンブルになってしまいます。
つまり、株式投資はインカムゲインを狙うにしろキャピタルゲインを狙うにしろ企業の成長に期待して投資をするわけなので長期投資であることが大前提だと考えるのです。
長期投資として考えることで、全ての人が利益を出せるプラスサムゲームになり得るのではないでしょうか。
長期投資は一気に儲けが出ると言った華やかさはありません。
ですが、投資家に利益をもたらす可能性が非常に高くなることは間違いありません。
本来の株式投資が一般に浸透する時代になってほしいと心から思います。
Enjoy your investment!
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