ロカです。
皆さん、子供の頃に親からお金の教育って受けてきましたか?
私が親から受けてきたお金の教育と言えば、
・ 将来何があるか分からないから貯金をしなさい
・ いい会社に入れば給料が良いので将来安泰
・ お金は一生懸命働いて稼ぐもの
・ 人前でお金の話をすることは辞めなさい
という事くらいです。
夫も似たようなものだそうです。
恐らく、私たちの親世代も子供の頃親からこう教わってきたのでしょう。
どうでしょうか?
我々の親世代はこの考え方でも良かったかもしれません。
当時郵便局の金利が5%近くあり、企業は年功序列、終身雇用が当たり前の時代でした。
金利がこれだけ良ければ、投資と言うリスクを取るよりは安全に資産を増やせる貯金をするというのは理にかなった方法だと言えます。
そんな時代を経験してきたからこそ、自分の子供たちにも同じような教育をしますが、それは時代に合っているのでしょうか?
今の金利では貯金をしてもお金は全く増えません。
私たちは銀行に「お金を預かってもらっている」のではなく、「お金を貸している」のです。
その見返りが利息なのに、これほど低ければ意味がないですよね。
そして、良い会社に入れば高収入であることは間違いではありませんが、既に終身雇用制度は崩壊しつつあります。
将来的に安泰かと言われればそういうわけでもなさそうです。
つまり、親世代の頃とは全く違う時代を生きる私たちが、親世代から受ける教育を鵜呑みにして実行しても良い結果が出る可能性が極めて低いということです。
日本は世界的に見て金融教育の後進国と言われるほど個々の金融リテラシーは低いです。
確かに株式投資に対するイメージや還付金詐欺等の特殊詐欺がなくならない現状を見るとそれも間違いないでしょう。
当ブログでも株式投資の有効性は発信してきました。
もちろんリスクもありますが、今後株式投資をする人としない人との経済的格差はドンドン広がっていくでしょう。
そんな時代が迫ってきているにも関わらず、未だに親世代の教えを守り続けている人が圧倒的に多いのです。
そういった人は、当時の時代背景と今の違いを認識するべきです。
時代が流れて世の中が劇的に変化しているのに、お金についての常識が未だに昭和初期のままというのはあまりにもおかしいことだと思いませんか?
今後私も親として子供にお金に対する教育をしていくことになります。
その際は、柔軟な考えを持ち、自分の時代はこうだったからという押し付けの教育ではなく、時代にマッチした教育をしていきたいと思います。
今後どういった時代になるか分かりません。
今の常識が非常識になる可能性もあります。
時代の流れに沿って柔軟に対応することのできる力が一番求められる要素なのでしょう。
ロカでした。
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