ロカの資産運用日記~ファイナンシャルフリーを目指して~

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インデックス投信積立のメリット・デメリット

ロカです。

今日はインデックスファンドを積立するメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

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インデックス投資とは?

そもそもインデックス投資とは何なのでしょうか?

インデックス投資とは、投資信託の一種類で特定の指数(日経平均、TOPIX、ダウ平均、S&P500等)に連動した運用成績を目指す投資方法のことです。

特定の指数に連動するように設計された商品のことをインデックス・ファンドと呼びます。

今回、インデックスファンドを積立することのメリット・デメリットについて考えていきます。

 

 

インデックス投信積立のメリット

少額から投資できる

積立のメリットは大きな初期費用を必要としません。

投資には多額の元手が必要と思っている方が多いと思いますが、積立投資なら証券会社にもよりますが、月々100円から始める事ができます。

これなら、投資初心者でもやってみようと思えるくらいハードルは下がりますよね。

複利の効果で資産を増やすことができる

複利とは、元金にプラスされた利息にも金利が付くことを言います。

これに対して単利は元金に対してのみ利息が付くことです。

単利と複利では、時間が経過すればするほどその差が大きく広がっていきます。

あのアインシュタインがこの複利の仕組みを人類最大の発明と評価するほど効果は大きいものです。

分散投資が可能

集中投資をすれば、株価が上がれば大きな利益を手にすることができる反面、下がれば資産を大きく減らしてしまいます。

分散投資は、集中投資のリスクを軽減させるために行うもので、投資の勝率を上げるための重要な要素であり、リスク管理の基本です。

インデックス投信は、手軽に分散投資ができる手段で、安全性が高いです。

例えば、私も積立ている楽天・全米株式インデックスファンドはアメリカのほぼすべての株式、約4000銘柄に分散投資ができます。

個人でこれだけの銘柄に投資することはまず不可能でしょう。 

手数料が安い

投資信託は、購入手数料や信託報酬といったコストがかかります。

特に信託報酬は、投資信託を持っている間ずっと支払う必要があり、運用成績に大きく影響します。

インデックスファンドはアクティブファンドに比べ、信託報酬がかなり低く設定されているので、長期投資においては大きなメリットになります。

特別な知識が必要ない

膨大な数の個別銘柄から投資先を選択するのは非常に困難で、かなりの知識を要します。

しかし、インデックスファンドは経済指標に連動するように設計されているため非常に分かりやすいです。

つまり、時間のない方や私のような初心者に非常に適した投資方法と言えるでしょう。

 

インデックス投信積立のデメリット

元金保証ではない

投資である以上、銀行の定期預金のような元金保証はありません。

リスクが低いとはいえ、インデックス投信積立も投資手法の一つですので、基準価額の値動きによっては、投資した金額よりも最終的な資産が下回る可能性があります。

一括投資の方が資産が増える場合がある。

例えば、毎月1万円を10年間積み立てたとすると元金は120万円になります。

一括投資とは、その120万円を一度に投資する方法を言います。

積立の場合は、「ドル・コスト平均法」で値動きによって効果は異なるものの、トータルで見れば平均購入単価を下げやすくなり、基準価額が値下がりし続けて最後に上がった場合一括投資よりも資産を増やすことができます。

しかし、基準価額が値上がりを続けた場合積立投資よりも一括投資の方が大きく資産を増やせます。

また、短期間に大きく資産を増やしたいのであれば一括投資の方が増やせる可能性は高いでしょう。

ただ、将来の値動きはプロでも当てることは難しいです。

私は投資のプロではないですし、深い知識も持ち合わせていません。

我が家は将来に向けての資産形成を投資の目的にしているので、安定性の高い積立をしています。

 

インデックス投資積立で大切なことは?

前述したように、インデックスファンドは経済指数に連動する動きをするように設計されています。

経済指数には様々ありますが、どのような指数を投資対象にすればいいのでしょうか?

ここで投資対象を間違ってしまうとインデックスファンドとはいえ安定した利益を出すことは難しいかもしれないので、一番重要な問題です。

例えば成長が期待できず、株価も現状維持か下がっているような場合、インデックスファンドとはいえ利益を出せないでしょう。

投資対象に最も適しているのは、長期的に見て上昇が期待できる指数です。

積立投資の効果を十分に発揮するには、安い時に多く買うという「ドル・コスト平均法」が機能することが必須の条件と言えます。

そのためには、一時的に下落する局面があっても長期で見れば右肩上がりに成長する必要があります。

そこで、我が家はアメリカのほぼすべての株式に投資する楽天・全米株式インデックスファンドや、S&P500に連動する商品に投資しています。

なぜならアメリカは、先進国で人口が増加している数少ない国の一つで、経済の拡大が期待できるからです。

一般的に人口が増加すれば消費が増えます。

また、労働力も増加するので、国の生産性を高め、経済成長に繋がります。

それに、これまでの歴史を見てもアメリカ経済は数多くの困難を乗り越え、乗り越える度に最高値を更新する等力強く成長しているからです。

20年以上の長期で見ると、どの20年を見てもプラスになっています。

また、S&P500は歴史的に見て年率7%で上昇してます。

今後同じようなリターンを得ることができるかは分かりませんが、期待はできるでしょう。

ただ、リスクもあります。

アメリカ株のこれまでの平均リターンは7%前後ですが、10~20年のサイクルで好不調を繰り返しています。

もしかしたら、投資している期間が不調期で株価が低迷している時期であれば、想定していたリターンより悪くなることもあるでしょう。

確かにその可能性もありますが、一般的には安定した成績を出せる可能性が高いと言えます。

ただ、景気のサイクルによってリターンにばらつきがあるり、不調期であれば平均リターンを大きく下回る可能性があることを理解しておく必要がありますね。

 

 

まとめ

以上のように、インデックス投信を積立することは安定した資産形成においては非常に有効なものと言えます。

ただ、投資である以上元金保証ではありませんので、一定のリスクはあります。

投資期間を長く設定することで、リスクを軽減することはできますが、全くリスクがないことはありません。

また、人それぞれ立場が異なりますのでリスク許容度も違います。

その中で、自分自身に合った投資方法があるでしょうから、インデックス投信積立が最も良い方法とは限りません。

以前の記事では、投資のリスクについて触れておらず、また、積立投資をすれば安心というような印象を与えてしまいました。

今回コメントを頂き、自分自身で読み返してみて説明不足を痛感しました。

私自身、投資経験が浅く勉強中ですので、なかなか説得力のある文章は書けませんが、少しずつでも知識を身に付け、経験をしていくことで有益な情報を発信し、少しでも参考になればと思っています。

ご指摘ありがとうございました。

ロカでした!

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