ロカです。
先日、米国の資産運用大手バンガード・グループが香港と日本市場向け投資商品の販売事業から撤退するとの報道がありました。
非常に残念ですね。
日本における株式投資の認知度
ここ最近、若い世代を中心に少しずつ株式投資と言うものが世間に広まりつつあるとは感じるものの、やはりまだまだ少数派なのでしょう。
特に年齢が高くなるにつれて、投資の本質を勘違いして株式投資を毛嫌いする人、もしくは投機的な投資ばかりする人が多い傾向にあるように思います。
インデックスファンドへの積立投資に魅力はないのか?
私が実践しているインデックスファンドへの積立投資は、一気にお金が増えるものではありません。
時間をかけてじっくりと資産形成をするものなので、一見地味で魅力のないように映ります。
確かに個別銘柄に一点集中投資をすれば爆発的なリターンを得る可能性があります。
ですが、その反面大きなリスクを背負うことになります。
自分の投資に絶対的な自信が無ければ、個別銘柄への集中投資は避けた方が賢明です。
こういった投資方法の、極端なメリット・デメリットを見て株式投資のイメージがギャンブル的なものになっているのでしょう。
その点、インデックスファンドへの積立投資はどうでしょうか?
インデックスファンドに投資をすることで、分散投資ができているのでリスクを回避することができています。
本来、株式投資はギャンブルではありません。
投資する側がギャンブルにしているだけの話です。
株式投資はこれまでも、そしてこれからも資産形成をする上で最強のツールと言えます。
そして、その中でもインデックスファンドへの積立投資はリスクを抑えリターンを得ることができる投資手法における最適解の一つと言えます。
また、この方法は誰にでも簡単に再現ができるのです。
私の積立NISAの現在の投資額は106万円位で、評価額は122万円程と約16万円の含み益になっています。
積立NISAを始めて2年8か月で16万円の利益です。
2年8か月でたった「18万円かよ!?」と思うかもしれません。
ですが、15年後この考えが間違っていたことが分かるでしょう。
確かにインデックスファンドへの積立投資は、投資金額が少ないうちは退屈なものかもしれません。
ですが、時間が経てば、インデックスファンドへの積立投資の本当の実力がはっきりと分かるでしょう。
この投資手法の特徴として、資金が増えることでどんどん資産形成のスピードが加速されるのです。
このグラフは、毎月1万円を貯金した場合と積立投資をした場合を示しています。
青色が貯金のみでオレンジ色が投資をした場合なのですが、3年目の時点では4万円程度しか変わりがありません。
ですが、10年目には38万円の差が、そして20年後には176万円の差が出ます。
「たった176万円かよ!?」とはなりませんよね。
これは1万円の投資の場合であり、金額を増やしたり、投資期間を延ばせばより大きな差になります。
これでも、インデックスファンドへの積立投資に魅力がないと言えるでしょうか?
時代に取り残されない為に私たちができること
投資を始めて「何故もっと早く気付くことができなかったのか?」とよく思います。
若いうちから始めておけば、30代40代でもかなりの資産を築くことができます。
そうすれば、人生における選択肢も増やすことができますよね。
また、手取り給料がなかなか上がらず、仕事だけでは余裕のある生活ができなくなりつつあります。
そして、今後もその傾向が続きます。
これから私たちが迎える未来は投資が必須の時代になっているでしょう。
まだ、投資する人が少数派の今の内に始めておけば、将来慌てることもありません。
「たった数万円かよ!?」と思って始めなければ、気付いたころには手遅れで「あの時始めておけば・・・」と後悔するかもしれませんよ!
Enjoy your investment!
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