ロカです。
ボーナス時期という事もあり、国家公務員のボーナスについて触れられる記事を目にすることが多くなりました。
記事によれば、国家公務員の管理職を除いた一般行政職のボーナスは平均65万3600円で、昨年の冬より5％マイナスの支給となったようです。
この結果をもとにアンケートをした結果、国家公務員のボーナスが多いと回答した人が63.5%という結果になったそうです。
この結果を見ると、日本が金銭的な面だけでなく心まで貧しくなっている人が増えていることがよく分かります。
国家公務員のボーナスが多いと答えた理由は、
・現在失職される方も多い中、もっと思い切った減額にすべき
・コロナで賃金に打撃を受けている国民が大勢いる中、その人たちに対し何の良策も講じられていない国家公務員がボーナスを支給される事に疑問を感じる
といったものがあったそうです。
見当違いも甚だしい意見ではないでしょうか。
別に公務員を擁護するわけではありませんが、こういった時に叩かれる公務員が気の毒です。
こういった人が公務員の方に対して「税金泥棒」等言うんだろうなと思います。
今年はコロナ禍ということで、生活が苦しくなった人が多くいるのは間違いありません。
だからこそ5%の減額になっているのです。
それを高すぎるというのはどうなのでしょうか？
公務員は給与が安定しているというのが魅力の一つだと思います。
国の為に仕事をするのですから、その生活は十分に保障されるべきなのは当然のことですし、安定している分、民間のような高収入を得ることもできないのです。
安定した収入を望むのであれば、公務員になればいいのです。
誰もが公務員になるチャンスはあったはずです。
自分自身の決断で違う道を選んだのではないでしょうか？
それなのに、景気が悪くなると公務員を叩くのはおかしいと思いませんか？
逆に、景気が良い時に公務員にもっと給料を上げるべきだと言う人はどれだけいるのでしょうか？
ほとんどいないでしょう。
結局、不況時に自分自身の置かれている立場より優位にある公務員に対する嫉妬心がこういったアンケート結果に出るのでしょう。
私は公務員のボーナスが羨ましいとは思いますが、多いとは思いません。
そもそも他の人と自分自身を比べること自体が何の意味もないのです。
自分たちが置かれている環境で身の丈にあった生活をしつつ、投資で効果的に資産を拡大させればいいのです。
他の人と自分を比べて、自分の方が劣っていると嘆いているうちは幸せになれませんしお金もよってきません。
私自身、心が貧しくならないように正しいお金の知識を身に付けなければいけないと感じた記事でした。
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