ロカです。
12月に入りましたね。
いよいよ、今年も残すところ1ヵ月をきりました。
この時期になると、毎年恒例のアレが発売されます。
今年も11月24日から発売が開始されています。
そうです、「年末ジャンボ宝くじ」です。
冬の風物詩として定着していますよね。
私たち夫婦にとっても、以前は年末の楽しみとして購入していました。
とはいえ、大量に買うのではなく、毎年30枚だけの購入でした。
株式投資を始めてからは、還元率の低さを知ってしまい、馬鹿らしくなって購入していませんし、今年も購入する予定はありません。
宝くじの購入について、金融リテラシーの低い人が購入するものだと批判する記事をたまにみかけます。
本当にそうでしょうか?
今年の年末ジャンボ宝くじを見てみると、販売予定額1320億円で、賞金総額は約660億円と還元率は50%程度です。
一般的に競馬の還元率は70~80%、パチンコについては85%程度と言われていますので、他のギャンブルより還元率が圧倒的に低いことが分かります。
これだけ見ると、投資として成り立つわけがありませんし、「金融リテラシーが低い人が購入するもの」と言われる所以なのでしょう。
確かに、宝くじを投資として考えているのであれば「金融リテラシーが低い」と言わざるを得ません。
ですが、宝くじを投資と考えて購入する人はいないでしょう。
ほとんどの場合が、夢や楽しみを買っているのではないでしょうか。
本気で当たると信じて買うのではなく、当たるといいな、当たったらどうしようという想像を楽しむ為に購入しているはずです。
それを金融リテラシーが低いといえるのでしょうか?
宝くじだけでなく、競馬やパチンコと言ったギャンブルにも同じことは言えます。
パチンコや競馬で生計を立てるプロの人は別として、多くの場合こういったギャンブルは嗜好として楽しんでいる場合がほとんどで、確実に儲かると思ってする人は少ないのではないでしょうか。
第一の目的は楽しむことであり、その結果として勝てれば尚いいといった感じでしょう。
もし、 確実に儲かると思ってやっているのであれば依存症で金融リテラシーが低いと言えます。
ですが多くの場合はそうではないということです。
以前からブログで書いていますが、「お金」は人生を楽しむ為に使うものです。
そして、使うからこそ価値のあるものです。
もし、宝くじにしろ、競馬やパチンコと言ったギャンブルにしろ、それをすることが楽しいと思えるのであれば、そのお金の使い方は正しいと言えるのではないでしょうか?
一概に、宝くじを買うから金融リテラシーが低い、ギャンブルをするから金融リテラシーが低いと言うのは間違っていて、こういった間違った考えをしてしまうことこそ金融リテラシーが低いと言えます。
「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、自分自身がこういった間違った考えをしないように気を付けたいと思います。
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