ロカです。
日本の平均年収ってご存じでしょうか。
私は会社勤めの経験がないので、平均年収についてあまり考えたことはなかったのですが、会社勤めの夫は気になるようです。
そこで、日本の平均年収について調べてみたのですが、世界的に見れば日本の収入ってどのくらいなのだろうかと疑問に思いました。
一応世界第3位の経済大国ということで、それなりに上位にはランクインしていると思って調べてみたのですが、結果は意外なものになっていました。
日本の平均年収
令和2年9月に発表された、国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は436万円とのことです。
平成19年の平均年収が437万円ということなので、ほぼ横ばいの状況が続いている状況です。
ただ、当時と比べて社会保険料や消費税は上がっているので、我々の手元に残る金額は当時よりも確実に減少しています。
更に、普段あまり気にする機会はないかもしれませんが、日本においてもインフレは確実に進んでいます。
つまり、実質的な給料は下がっている上に、お金の価値も薄まっているという状況に陥っており、これは日本国民がどんどん貧しくなっていることを意味しています。
適度なインフレとそれに伴う賃金の上昇は健全な経済成長を意味しますが、日本は今真逆の方向に進んでいるということです。
世界から見た日本の年収
日本人の多くは日本が世界的に見ても経済大国だと思っている人が多いと思います。
経済規模を表すGDPは、アメリカ、中国に次いで第3位の日本ですが平均年収は世界22位という調査もあるようです。
物価等を考慮していないランキングということで実際は若干の違いがあるのでしょうが、それでもここまで下位とは思いませんでした。
平均収入の推移が横ばいの日本に比べて、他の国は右肩上がりで伸びています。
中には驚異的な伸びを見せる国もあります。
世界的に見れば、悲しいかな日本の国力は下がり続けているのが現実なのです。
危機感のない日本人
先ほども書いたように、日本の国力は下がり続けていて、日本人は世界的にみてどんどん貧しくなっています。
それでも、未だに日本が世界を牽引していると思っている人も多いのではないでしょうか。
その危機感の無さが危ないですよね。
このままでは世界各国から日本の企業や土地を買収されてしまうという事態も招きかねません。
一人一人が現状を認識し、どう行動するかを考える時期がきたのかもしれません。
最後に
私は日本ほど安全な国は世界にないと思いますし、経済的にも終わった国だとは思っていません。
今日本がこのような状況に置かれている理由は、お金が正しく循環していないからではないでしょうか。
お金は使われて初めて力を発揮するものです。
日本にはタンス預金や銀行等で眠ったままの現金、更には多すぎる企業の内部留保、能力を全く発揮していないお金が多すぎるのではないでしょうか。
そのお金が力を発揮すれば日本は再び経済で世界をリードすることができるポテンシャルを秘めているはずなのです。
今は自分で自分の首を絞めている状況が長く続いています。
個人でこれを変えようと思っても不可能ですが、政治なら変えることができるはずなのにお互いの脚を引っ張り合う与野党。
もっと日本を良くするための会議をしてほしいと切に願います。
我々国民も政治のせいにするだけでなく、現状を受け入れ行動を変えていかなければいけませんね。
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