ロカです。
株式投資のイメージはどんなものでしょうか?
世代によって、株式投資に対して持つイメージは違うと思います。
私たちの親世代は、バブル経済を経験しています。
バブル経済を経験している方の多くは「株は恐ろしいもの」というイメージを持っていると思います。
当時は、株価はグングン上がり、「株や不動産は買えば必ず儲かる」という神話も囁かれていたそうです。
バブル景気の始まりは1986年12月と言われており、当時の日経平均株価は18300円程でした。
その翌年6月に25000円台を突破、1988年12月には30000円を突破しました。
その後も株価は伸び続け、1989年12月29日に史上最高値38967円という数字を叩き出します。
この数字は30年以上経った今でも更新することはできていません。
たった3年間で株価は2倍以上になったんです。
異常ですよね?
土地の価格も東京23区の時価合計と全米の時価合計が同じになるくらいまで膨れ上がったそうです。
普通に考えれば異常な状況であることは明らかなのに、この環境に慣れてしまい異常なはずの状況が、普通であると錯覚を起こしてしまっていたのでしょう。
バブルは過度な期待から生まれ、実体経済との乖離が異常に大きくなった時に崩壊します。
日本もバブル崩壊後、売りが売りを呼び株価が暴落して多くの人が損害を受けたと聞きます。
中にはバブル経済を上手く立ち回り、財を築いた人もいるでしょうが、それは稀な話です。
こういった経験から私たちの親世代は「株式投資は恐ろしい」というイメージが強いのでしょう。
現在、バブル期以降に生まれた投資家も多数います。
本やインターネットを通じて、知識としてバブル経済とは何かというのは分かっていても、社会全体が異様な雰囲気で、誰もそのことに気付いていない状況になった時、自分だけが正しい判断ができるのか?
これはかなり難しいことだと思います。
だからこそ、普段から株価でけではなくそれがしっかり中身が伴っているかを確認しながら購入する必要があるでしょう。
そう考えれば、インデックスファンドへの定期的な積立というのは優れた手法だと言えます。
先行き不透明で、動きを予測できない株式市場において、定期的に一定の金額を積立て、ほったらかしにしておくことが、市場に長く居続け、ある程度のリターンも期待できる最強の投資方法かもしれません。
コロナウイルスの影響で実体経済は確実に悪化しているはずなのに株価は世界的に堅調に推移しています。
これは、バブルの始まりかもしれませんし、そうではないかもしれません。
だからこそ我が家は、インデックスファンドへの定期的な積立を中心にして、サブ的な役割として優良な個別銘柄への投資を進めていきたいと考えています。
それがきちんと実行できれば、どんな経済状態になってもある程度のリターンは期待できるはずです。
投資に関する自分自身の「軸」がズレないようにすることが大切ですね!
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